SMS接続設定
2022/02/09
LINERとSMSを接続するための設定となります。
※事前に有償プランで電話番号を取得している前提となります。
また、現在はTwilioと空電プッシュ、Accreteに対応しております。
目次
1.LINERとSMSの接続(Twilioの場合)
1.Twilioにログインをする

2.LINERを開き、Twilioの情報を登録
LINER管理タブより、「SMS設定」→「新規作成」をクリック

3.各項目を入力する

図1

図2

2.LINERとSMSの接続(アクリートの場合)
1.アクリート 「アカウント設定申込書」を記入する
アクリート様から提供された「アカウント設定申込書」の以下の項目に関して設定していただきます。「アカウント設定申込書」は新規・既存によって申込書の対応が異なります。
アクリート SMS 新規のお客様
- アクリート様より提供された「アカウント設定書」に項目の設定をご記入ください。
アクリート SMS 既存のお客様
- アクリート様へ上記項目を変更済みの「アカウント設定書」をメールにてお送りいただく、あるいは設定変更箇所のみメールでご連絡をお願いします。
APIアクセス元グローバルIPアドレス
※全てのIPドレスをご記入ください。
・13.115.228.63
・52.197.23.149
・13.113.36.251
レスポンス形式
JSON形式

下記SMS通知先URLについては、URLの末尾にお客様のSalesforce環境の組織IDを追記したものを申込書にご記入ください。
※SMSのご利用方法により設定内容がことなります。
「SMS 送信のみ」のお客様
SMS配信結果通知先URL
https://phoneappli-liner.net/api/v1_52/accrete/status-sent-sms/salesforce-org-id
アクセスメソッド:POST
SMS受信通知先URL
URLとレスポンス形式は未記入。
「SMS 双方向」のお客様
SMS配信結果通知先URL
https://phoneappli-liner.net/api/v1_52/accrete/status-sent-sms/salesforce-org-id
アクセスメソッド:POST
SMS受信通知先URL
https://phoneappli-liner.net/api/v1_52/accrete/reply-sms/salesforce-org-id
アクセスメソッド:POST

2.選択リストに値(Accrete)を追加する
※ver1.52からLINERをご利用になるお客様につきましてはこの作業は不要になります。
1. [設定]-[オブジェクトマネージャ]-[TwilioConfig]をクリック
2. [項目とリレーション]のSMSタイプをクリック

3. 下スクロールをして値セクションの[新規]ボタンをクリック

4.「Accrete」を入力して、[保存]ボタンをクリック

5. 保存後、値セクションに「Accrete」の追加を確認
6.LINERにAccreteのアカウント情報を登録する
7.[LINER管理]タブ-[SMS設定]-[新規作成]ボタンをクリック

8.[LINER管理]タブ-[SMS設定]-[新規作成]ボタンをクリック
- Docomo、Docomo(バックアップ)、Rakuten Mobileのキャリア番号に関しては一文字目の0を削除し81を付けてください。
- 例:090xxxxyyyy → 8190xxxxyyyy
- 送信のみの契約のお客様について
- Docomo(バックアップ)にはDocomoと同じ値を入力してください



3.LINERとSMSの接続(空電プッシュの場合)
※SMSは送信しかできません。受信不可です。
(空電プッシュの場合は送信用のAPIしかないため、エンドユーザから返信しようとするとエラーになります)
1.空電プッシュの管理画面にログイン
以下のURLと事前に提供されたログイン情報でログインする。
※事前にNTTコムオンラインマーケティング様と空電プッシュのAPI送信のプランを契約し開通していることが前提です

2.API接続用設定を変更
「設定」→「IPアドレス制限」を開き、以下の画面のIPアドレスを「新規追加」から追加をする

設定値
許可するIPアドレス | メモ |
13.115.228.63 | Liner App production 1 |
52.197.23.149 | Liner App production 2 |
18.179.176.217 | Liner App production 3 |
13.113.36.251 | Liner App production 4 |
3.プロファイル情報を取得
「設定」→「プロファイル設定」の「プロファイル情報」を開き、「アクセスキー」をメモ帳などにコピーしておいてください

※NTTコムオンラインマーケティング様から送られてくる「開通通知」にも記載があるので、どちらかでご確認ください。
4.セキュリティコードを取得
「設定」→「セキュリティ設定」の「セキュリティコード」を開き、任意の半角英数字の文字列を入力して「更新」をクリック。
※ここで入力した文字列は、後でLINER側の設定で使うためメモ帳などにコピーしておいてください

完了後は下記のように表示されます

5.SMS設定を新規登録
[LINER管理]タブ-[SMS設定]-[新規作成]ボタンをクリック

下の表1の項目を入力して、保存をクリック


4.SMS用のカスタム項目の作成
[LINER管理]‐[送信先オブジェクト]該当のオブジェクト名をタップし、[詳細]内の下記3点のに該当のAPI名をセットしていきます。


①SMS送信元電話番号:該当の送信先オブジェクトの電話もしくは携帯番号のAPI名をセット。
(例)「Phone」,「MobilePhone」等
②SMS用番号格納先:①をベースにSMS送信用の国番号を付与した番号に変換後の値を格納するテキスト項目
となります。セットした送信先オブジェクトにカスタム項目を作成いただきます。
項目のデータ型は「電話」項目で作成をお願い致します。
(例)API名:SMSSendPhoneNo__c
③SMSの不達フラグ: SMSが電話番号間違いで届かなかった場合にレコードに不達を記録するための項目となります。
セットした送信先オブジェクトにカスタム項目を作成いただきます。
項目のデータ型は「チェックボックス」項目で作成をお願い致します。
(例)API名:SMSNondelivery__c
5.SMS用プロセスビルダーの作成
4で設定した「SMS送信元電話番号」から「SMS用番号格納先」へ、元の電話番号を加工してSMSで
送信可能なフォーマットに変換するプロセスビルダーを作成します。
1.設定からプロセスビルダーを開き、新規をクリック

2.各項目を入力してSaveをクリック
プロセス名:任意
API参照名:任意
プロセスを開始するタイミング:レコードが変更されたとき

3.動作するオブジェクトの各項目を入力して保存
オブジェクト:送信先オブジェクトで設定したオブジェクト
プロセスを開始:レコードを作成または編集したとき

4.動作する条件を指定して保存
条件名:任意
アクションの実行条件:数式の評価がtrueになる
数式: 例:ISNEW() && !ISBLANK([Contact].Phone) (取引先責任者かつ、SMS送信元を電話番号に指定している場合)
例:ISNEW() && !ISBLANK([Lead].Phone) (リードかつ、SMS送信元を電話番号に指定している場合)

5.アクションを指定して保存
上記で作成した2つの条件に対し、下記アクションをそれぞれ設定お願い致します。
アクション種別:Apex
アクション名:任意
Apexクラス:Change SMS Phone forma
Apex変数を設定:・項目:ids・種別:項目の参照・値:開始レコードのレコードID

6.動作する条件2を指定して保存
条件名:任意
アクションの実行条件:条件を満たしている
【条件1】
・項目:送信元電話番号(Phone等)・演算子:変更済み・種別:Boolean・値:True
【条件2】
・項目:送信元電話番号(Phone等)・演算子:Null・種別:Boolean・値:False

7.アクションを指定して保存
5.と同様のアクションを設定します。下記アクションをそれぞれ設定お願い致します。
アクション種別:Apex
アクション名:任意
Apexクラス:Change SMS Phone forma
Apex変数を設定:・項目:ids・種別:項目の参照・値:開始レコードのレコードID

6.SMS利用ユーザの割り当て
- [LINER管理]タブ-SMS利用ユーザ一覧をクリック
- SMS設定で登録済みのSMSを選択
- リストビューによりユーザの絞り込み
- 該当するユーザを選択して、[割当]をクリック

補足
リストビューの追加方法
・SMS利用ユーザー一覧のリストビューについては、Salesforceのユーザのリストビューが表示されています。
・新規ビューの作成から追加することで、SMS利用ユーザ一覧で使用可能になります。
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